公開日:2023年9月25日
最終更新日:2023年9月25日
「プレーントゥシューズ」は、
フォーマルなシーンでもカジュアルなシーンでも汎用性高く
使用していただけるマストなファッションアイテムのひとつです。
足元にエレガンスさを加えるために、マドラスおすすめのプレーントゥシューズを厳選しました。
その魅力に迫るためファッションコーデを例に出しつつご提案します。
目次
01|プレーントゥとは
02|プレーントゥの選び方1:アッパーのデザイン
03|プレーントゥの選び方2:トゥフォルム
04|プレーントゥの選び方3:質感
05|プレーントゥの選び方4:履き心地・耐久性
06|マドラスおすすめのプレーントゥ10選
07|まとめ
〇プレーントゥとは
プレーントゥシューズは、シンプルでクラシックなデザインが特徴の靴です。
その名の通り、つま先部分に飾りや装飾のないスタンダードな雰囲気です。
合わせるパンツに対して汎用性が非常に高いためカジュアルスタイルはもちろん、
ビジネスやフォーマルウェアとの相性が良いことで知られています。
ストレートチップは、つま先部分に縫い目のないシンプルなデザインで、非常にミニマルな印象を与えます。
フォーマル度合いが高くビジネスシーンや冠婚葬祭のシーンで使用されます。
一方、ウイングチップはつま先に翼のような飾りが施されており、より装飾的で派手な印象を持っています。
プレーントゥはその中間に位置し、シンプルながらも上品な雰囲気で、
幅広い服装に合わせやすいとされています。
総括すると、プレーントゥシューズはクラシックで洗練された選択肢であり、
他のデザインと比べて比較的フォーマルな印象を持っています。
足元をシンプルかつエレガントに仕上げたい場合には、プレーントゥがおすすめです。
〇プレーントゥの選び方1:アッパーのデザイン
シンプルでスタイリッシュなプレーントゥの革靴。
アッパーに使用される革の種類や内羽根・外羽根などのデザインによって
ビジネスシューズやオフのカジュアルスタイル等、様々な雰囲気に変化します。
デザインタイプ毎の特徴や着用シーン別の説明をしていきたいと思います。
・1:外羽根プレーントゥ
靴紐を通すハトメ部分を羽根と言い、左右両方の羽根が独立しているデザインを外羽根と呼びます。
内羽根のストレートチップが最もフォーマル度合いが高いですが、外羽根は少しくだけた印象を与えます。
履き口の周りががばっと大きく広がるため、紐靴タイプの靴の中では着脱がしやすいこともポイントです。
靴紐を通す穴(ハトメ)も2~4個が平均的で、内羽根タイプより少ない傾向にあります。
外羽根プレーントゥの革靴はラウンドデザインのカジュアルスタイルと相性が良いです。
チノパンやデニム、カーゴパンツ等リラックスしたファッションに革靴を取り入れる際に
是非検討していただきたいデザインです。
カジュアルの中にきっちりとした印象でコーデの雰囲気が格上げされます。
・2:内羽根プレーントゥ
内羽根は靴紐を通すハトメ部分が全開せず、靴の甲部分とくっついているデザインを意味します。
外羽根と比べると、紐穴の数も5~6個が平均で多めの傾向にあります。
ビジネスシーンでの使用がメインでフォーマルな印象を与えます。
ストレートチップほどかちっとしていないためお洒落な印象で履いていただけるデザインです。
レストランでのお食事やパーティシーンでのドレスシューズとして選んでいただきたいと思います。
・3:モンクストラップ プレーントゥ
尾錠(バックル)のついたモンクストラップタイプはフォーマル・カジュアルどちらの
シーンでも履いていただけます。内側にゴムがついていたり、ベルト部分の長さが調節できたりと
着脱が非常に簡単なことがおすすめポイントです。外の営業等のお仕事で着脱シーンが多い方には
是非オススメしたいデザインです。カジュアルシーンにおいては、紐靴に比べて少しカジュアルな印象に
なるため取り入れやすい1足です。
・4:ホールカット
アッパー部分を革一枚でデザインしたデザインをホールカットと呼びます。
シンプルかつミニマムな洗練された印象で、足元の雰囲気をグッと格上げしてくれます。
装飾のないデザインが多いですがサイドに穴飾り等のついたゴージャスなデザインもあります。
通常であれば動物の革には小さい傷等があり、それをよけながらパーツを作っていくのですが、
一枚革ということは天然の革からパーツを取る際に傷があってはいけないので、
それだけ贅沢な作りの靴でもあると言えます。
・5:スリッポン プレーントゥ
紐靴のないスリッポンタイプの靴は着用が非常に簡単です。
タッセルローファーや編み込みメッシュ等装飾のあるデザインもありますが、
プレーントゥのスリッポンは装飾のないシンプルなデザインで汎用性高く合わせていただけます。
ビジカジスタイルの足元にスラックスと合わせていただけますし、チノパン等のカジュアルスタイルに
革靴を取り入れたい時にもぴったりな1足です。
〇プレーントゥの選び方2:トゥフォルム
同じプレーントゥでもトゥのシルエットによって与える印象は様変わりします。
細みのデザインであればドレッシーで上品な印象に。合わせるパンツも同様にスタイリッシュなデザインを。
丸みのあるトゥであればくだけた印象になるためワイドパンツやデニム等カジュアルスタイルと
相性よく履いていただけます。
履いていただくシーンやお好みに合わせてお選びください。
〇プレーントゥの選び方3:質感
革そのものの質感や仕上げの仕方によって靴の持つ印象は様変わりします。
エナメルやガラス加工・光沢のあるスムースレザーであればよりフォーマル・ドレッシーに、
シボ革や光沢感の少ないレザーであればカジュアルな雰囲気になりますので、
革の種類を確認して、履くシーンやファッションに合わせていただくと良いと思います。
・1:牛革
牛革は靴に使用される皮革の中でも最もポピュラーな革のひとつです。
耐久性があり長持ちします。また滑らかな素材のため非常に上品な印象です。
使い込む程にエイジングし、靴の場合は柔らかく足馴染み良くなっていきます。
また、生後6ヶ月以内の仔牛の皮を使用した「カーフレザー」に代表されるように
牛の性別や年齢によって革の性質に様々なバリエーションがあるため、
同じデザインでも使用する牛革によって雰囲気が様変わりすることも
この革の魅力です。
・2:馬革
馬革(ホースレザー)は何よりその柔らかさが特徴です。
他の動物より運動性が高く、そのため革も薄く柔らかくなっています。
特筆すべきはコードバンです。馬の臀部の革で、その強度や滑らかさから
「革のダイヤモンド」とも呼ばれる程です。
革の種類を知らなくともその雰囲気の良さはパッと見て分かる程です。
そのため値段も高価で、老舗のシューズメイカーやハイブランドシューズに使われること
が多いです。
・3:豚革
「ピッグスキン」とも呼ばれる豚革は靴やカバン等、
幅広く革製品に使われています。最大の特徴はその見た目にあります。
表面にポツポツと小さな点状のものが見られ、穴三つがセットになっています。
これは毛穴であり、豚革だと目で見てすぐに判別できます。
軽くて通気性が良いため、履いて快適な靴の素材と言えるでしょう。
・4:ワニ革
独特のツヤ感と柄を持つワニ革が靴やカバン等に使用され、
そのラグジュアリーな雰囲気から人気を誇っています。
ワニやヘビ等の革は一般的な革(牛・豚・ヤギ・ヒツジ)と区別してエキゾチックレザーと呼ばれます。
強度と耐久性に優れ、またその希少性からステータスとしての意味を持つ革です。
〇プレーントゥの選び方4:履き心地・耐久性
プレーントゥの革靴の耐久性を語るにはそのシンプルなデザインが大きく関係します。
飾りの少ないシンプルなデザインはお手入れがしやすく、ブラッシングや靴クリームを塗る際も
非常に扱いやすく、結果長持ちに繋がります。
また靴を構成するパーツが少ないことで縫い目も減るため、他の靴と比較して
足あたりが優しい傾向にあります。本革でしたら履き込む程に更に足馴染み良く
なっていくでしょう。そのデザインのシンプルさ故についつい毎日でも履きたくなって
しまいますが、1日履いたら靴を休ませるようにして複数の靴でローテーションを組んであげると
大切な靴をより長持ちさせることができます。
〇マドラスおすすめのプレーントゥ10選
フォーマルなビジネスシーンからカジュアルなスタイルまで汎用性の高いプレーントゥ。
マドラスでは最上位ブランドである「madras」、セカンドブランド「MODELLO」、
GORE-TEXの防水力が魅力的な「madras Walk」を始めとした様々なプレーントゥをご用意しています。
履きたいシーンや合わせたいお洋服別に10種類をご紹介します。
・すっきりとしたシルエットとクッション性の良さが魅力【madras】M410
シンプルな外羽根プレーントゥはスタイリッシュなラストでスーツの足元を綺麗に見せてくれます。
ソールが非常に軽量で通勤や営業活動で多く歩かれる方でも疲れにくいモデルです。
王道のブラック、アンティーク仕上げで雰囲気溢れるライトブラウンをご用意しています。
・GORE-TEXの防水力を持つ着脱が簡単なモンクストラップタイプ【MODELLO】DM803G
すっきりとした綺麗なシルエットを持つGORE-TEX搭載シューズです。
急な雨にも対応する防水力で天候が不安定な日でも安心して履いていただけます。
軽量なソールを採用しているため長時間歩いた際でも疲れにくい1足です。
・足を包み込むようなフワッとした履き心地がやみつきになる【MODELLO】DM7402
ビジネスにもカジュアルにも合わせることのできる外羽根プレーントゥ。
柔らかい本革を使用していることに加え、インソールやアッパーの内側のライナー部分がクッション性に長け、
通常の革靴の履き心地のイメージを覆してくれそうな履き心地です。
・バイカラーのシューズが生む足元の華やかさ!【MODELLO】DM7283
2色コンビの革靴は難しそう…そんな事はございません!!
ダークトーンやモノトーンコーデの足元に合わせることでお洒落な雰囲気がグッと高まります。
MODELLOブランドの中でもバイカラーシューズは大変ご好評いただいておりますので
是非挑戦していただきたい1足です。
・ゆったり設計で足幅の広い方にもおすすめ!防水なのに通気性も?【madras Walk】MW5631S
シンプルな外羽根プレーントゥにGORE-TEXの防水機能付きと使いやすさ抜群の1足。
防水革だと通気性が…その心配も大丈夫です。GORE-TEX SURROUNDという機能搭載で、
靴の裏に通気を良くする設計がされており、防水透湿機能が更に高められたモデルです。
・さり気なくスタイルアップ!【MODELLO】DM7501
ドレススタイルに合わせていただきたい内羽根プレーントゥですが構造に秘密があります。
ヒールに加えて内部のインソール下の中底があり、よりスマートに履いていただけます。
ブラックとダークブラウンに加えて光沢感のあるエナメル素材のものもありますので
パーティシーンで履いていただきたい1足です。
・贅沢な1枚革使いでゴージャスな雰囲気!ホールカットシューズ【madras】M2712MT
装飾やデザインのない1枚革で作られたホールカットシューズは、
そのシルエットの美しさと革質の良さがより感じられるモデル。
madrasのこのモデルでその良さを是非感じていただきたいです。
・手塗り仕上げの美しさが堪らない外羽根プレーントゥ【MODELLO】DM7274
足入れをしていただいた際の柔らかさにこだわったインソールの柔らかいモデルです。
スラックスやチノパン等ビジネスシーンの足元をスマートに見せてくれます。
・スニーカーライクなソールでも見た目はスマートなプレーントゥ【madras Walk】MW7931
GORE-TEXの防水透湿機能が搭載されたシンプルな外羽根プレーントゥです。
このモデルの最大の特徴はスニーカーのようなクッション性を持ったアウトソールです。
しかし、横から見た際にはゴツっとしたカジュアルな印象はなく、フォーマル感と履きやすさを両立させた
このブランドらしい1足です。
・スマートなホールカットだけど紐穴に隠されたおしゃれ感【LANVIN COLLECTION】83448
ラグジュアリーでエレガンスな雰囲気を持つランバンコレクションのホールカットタイプ。
一見シンプルですが紐穴(ハトメ)に注目してください。2ピース仕様になっており、
さりげないお洒落感が靴全体の雰囲気を格上げしてくれています。
デザインチックでありながらもシンプルでもある魅力あふれるモデルです。
〇まとめ
いかがだったでしょうか。マドラスがお届けする様々なプレーントゥのシューズは
履いていただく方のシーンやお洋服に対応できるよう幅広く取り揃えております。
ビジネスシーンはもちろんですが、スニーカー以外も履きたい…というカジュアルスタイルにも
良い意味で革靴らしくないクッション性の優れたモデルもありますので是非挑戦していただきたいと思います。